選択肢(5)

1.核を撃つ→TRUE

2.キスをする→BAD

3.抱きしめる→BAD

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1.核を撃つ→TRUE「赤い糸」

ワイは核を撃った。熱線と爆風がLaLaを吹き飛ばし、きのこ雲がゆったりと空に広がっていった。キモチエエエエエエ!!!!

自由な共和国の揺るぎ無い同盟を

偉大なルーシは永遠に結びつけた

人民の意思によって建設された

団結した強力なソビエト同盟万歳!

讃えられて在れ、自由な我らが祖国よ

民族友好の頼もしい砦よ!

レーニンの党ーーー人民の力は

我々を共産主義の勝利へと導く…♪(ソ連風BGM)

foo⤴︎⤴︎⤴︎ツァーリボンバ投下キモチエエエエエエ!!!!

不滅の共産主義の理想の勝利に我々は我が国の未来を見る!!!!

ソビエト社会主義共和国連邦万歳!!!!!!!!

ワイの頭はソ連でいっぱいだった。

ワイの運命の赤い糸はソ連へと繋がっているんや。

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2.キスをする→BAD「赤いパトランプ

LaLaが警察に出頭したら実刑は免れないだろう。

LaLaは溢れる涙もそのままに小さく震えていた。

ワイは複雑な気持ちでLaLaの頬に手を添えた。

許せない奴なのにLaLaの体温が伝わってくる。

ワイにはLaLaの言っている事が理解できなかった。それでもワイはLaLaの最後の願い事を叶えた。心が触れ合う事のできないキスだった。

ありがとうと、LaLaは掠れた声で呟いた。

俺は君に人を傷付けるのではなく人を助ける人間になってほしい。俺は君の20年後を見ている。

遠くから赤いパトランプが近付いて来るのが見えた。(サイレンBGM)

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3.抱きしめる→BAD「赤いバツマーク」

ワイはLaLaの身体を抱きしめた。

みっちー「なんでそんなに不器用なんだよ!なんでこんなに追い詰められないとお前は本音が言えなかったんだよ!普通に…普通に…話しかけてくれれば…。」

LaLa「私には、どうしても普通がわからないの。」

LaLa「でも今はとっても幸せ。」

LaLa「あったかいな…。」

そう言ってワイの胸に頬をすり寄せて来た彼女がもうこの世にはいない事を、フレンドメニューの赤いバツマークでワイは知る事になったのだった。(ナイフで刺す音)